HUMMINBIRDってどう? 2006.11.30
最近なにかと話題?になっているHUMMINBIRDはどう?って聞かれることが多い。
凄い機械であることは間違いないし、ここまで進化するとはビックリだ。
今年の檜原湖戦の少し前から使っているHUMMINBIRDの正直な感想を言うと、とにかく水の中は全て見える。
見えすぎなのだ。この見えすぎってのがHUMMINBIRDの唯一の欠点かもしれない。
使い慣れた魚探でボートをジグザグに動かし地形を見ていく知る努力はなんだったんだろう。今までの努力はなんだったんだろうってこれを使うとすぐにそう思った。
けど努力は決して無駄ではないことがHUMMINBIRDを使ってみてしみじみ感じた点でもあった。
通い慣れたよく知ってる湖では自分の想像してた世界が合ってたことも数多くあった。しかし全く違うこともあった。
使い慣れた魚探で良いピンポイントを探し出した。いざ釣りをしてみると周りにもゴリゴリした部分もあって釣れる。こういったポイントでHUMMINBIRDで見てみると使い慣れた魚探ではピンしかはっきり映し出されていなかったのが周りにもしっかりと映し出されるのだ。
これを見てなるほど〜って関心してしまう。
これはどういう意味なのか?使い慣れた魚探では余計な部分ははっきり映し出されずピンだけしっかり写る。狙うべきキーもはっきりわかるのだが逆にHUMMINBIRDで映し出したならピンと周りのポイントの良い悪いの区別がはっきりわからない現象になってしまう。
HUMMINBIRDの画面だけでキーとなる部分を探し出すのは使い慣れることが必要でかなり時間が必要になってくる。
そういったことで使い慣れた魚探と実際の釣りを全て組み合わせると最初からHUMMINBIRDは凄い武器になるだろう。
狭い川だと、たった一回ボートを流すだけで全て丸わかりになってしまう。リザーバーでは岸の見えない岬部分も一撃でわかってしまうのだ。
こういったことで全て丸わかりのなる凄いものだけど見えるだけに全て良いポイントに見えてしまうから時間はかなり費やしてしまうのは覚悟しなければならない。
琵琶湖のようなウイードの多い湖では画面を見る慣れが必要で普通に見ればどこも同じウイードエリアになってしまう。
弱点と言えば慣れるのに時間がかかる程度のことで凄い機械には間違いない。持って有効に使えば誰も知らないポイントを独占することは簡単なことになる。ただ普及すればどこの湖も全て細かいポイントまで知られることになる。
とにかく便利。離れたポイントでもマークして真上に行くことも簡単だ。
悪い意味で言うと丸見えだから余計な知らなくてもいいポイントまで映し出されるから余計な釣りをしてしまう可能性が高い。これをどう思うのかは使う人次第だと思う。
僕の場合HUMMINBIRDはもうなくてはならない機械にすでになっている。ただ、頼りすぎては肝心な根本的な釣りを忘れてしまうことがある。魚探の進化もついにここまできたか!ってものですよ!
僕が今、どこまで使いこなせているか?
映し出された画面の中でどこが一番いいポイントなのか瞬時に判断することをできるように今は訓練している最中です。簡単そうで難しいです…。