クランク投げる!どこで投げる!? 2007.7.23
クランクはとにかく投げること。
投げて投げまくって、巻いて巻きまくることがクランクで釣ることの秘訣。
丸一日、クランクを投げてようやく何かがわかることが多い。
様々なフィールドで、様々な条件での中で投げることによって、ここぞって投げる場所がわかってくる。
どんなルアーでも投げないと釣ることはできない。
ワームのように食ってくれるまで待つ釣りもあるが、クランクの場合は食うバスの範囲内に通し食わせていく。
巻くだけならやる気満々のバスが先に食ってくるし、サイズも比較的大きいバスが食ってくる確率が高い。
投げて巻くのはわかってても、肝心なのはどこで投げるか。
琵琶湖の場合なら、今おすすめなのがハイドアップHU-200。
わからなくてもとにかく投げる。
どこでも投げる。
投げてウイードに引っかかるならそこで考える。
ウイードがありすぎてウイードまみれになるなら引けない。
しかし、ウイードが切れるならウイードに引っかからないように引く努力をしていく。
それでもウイードまみれになるなら移動。少し沖に行く。
このやり方は選んだクランクに場所を合わせていく方法。
周囲はどこでもウイードなので360度投げまくること。
で、普通に巻けばウイードに引っかかりまくるけど、うまく引けばウイードは回避できるって場所を見つけていく。
そして、そのラインより少し沖に出れば、スムーズにウイードがたまに引っかかる程度で引ける。
その間のウイードラインが通すベストラインになる。
しかし、肝心なのは通してバスが釣れるかってこと。
クランクで釣れるバスは元気そのもの。
釣れた場所はバスの絶対数が多い確率が非常に高いと思うこと。
そのやり方で、どんどん釣れる場所を探していく。
たまにポツポツ釣れる。ならば、釣れた場所を点として点を結んでみる。
そうすると不思議なことに円になることが多い。
円って言っても奇麗なもんじゃないけど、ある程度バスが多いエリアが見えてくる。
このエリアを見つけられることが最大のクランクの武器になる。
見つけたらクランクで釣りきったらワームやれば、また釣れるようになることが多い。
バスが多いエリアなので食わせることを考えてのルアーローテーションにチェンジしていってもいい。
投げて投げまくって、ちょっとした変化。
ここはウイード結構あるけどウイードの質がよくて引っかからないし引きやすい。
そんな場所は魚探では見つけ出せないのだ。
金属的なウイードの感触はかなりいいウイード。
さらにつめていくと、いいウイードを見つけても周囲の環境でも変わってくる。
ウイードの質は最後には大事になってくる。
バスをストックするには、いいウイードじゃないとバスはずっといない。
ウイードの質が悪くなると、いいウイードに移動していなくなる。
いいウイードであればあるほど、バスのストックする日数は長くなる。
ウイードの質もいつまで続くかになると大事だけど、1日でやるならウイードの種類の絶対数の問題になる。
いいウイードばかり永遠生えてる場所なら、バスはどこにいてもおかしくはない。
しかし同時にどこにいるかわからないのだ。
しかし周囲が悪いウイードで、いいウイードが少しあれば、バスがいる可能性は大。
いいウイードが永遠あるなら、悪いウイードにいることも多いのだ。
それを見極めるにはクランクは最適なアイテムになることが僕が言いたいことです。
ウイードを引っ掛けることは決して駄目なことではない。
最初のキャストの場合、僕は必ずウイードをわざと引っ掛けてウイードの質を見る。
そして周囲のウイードも引っ掛けて差を、種類を比べていく。
ウイードで釣りをするならウイードを釣らないと始まらないってこと。
投げて投げまくって変化を探る。
変化を見つけたら徹底的に投げる。
勝負場所を見つけるまでには少し時間はかかるけど、勝負がつくのは一瞬。
とにかく投げないとわからないのがクランクの世界。
ちょいと投げてすぐに釣れてわかるもんじゃない。
奥が深いだけにやり込めば他のルアーは最大限に力を発揮できる。
丸一日、クランクを投げまくる。
もしかしてボーズかもしれないし、爆発するかもしれない。
やってみないとわからないのがクランク。
自分から攻めていくのがクランクだから、攻めないと釣れない。
一度、ワームを投げるのを我慢してやってみたら新たな発見があるかもしれないですよ。
その発見がワームの釣りにもつながってくるからクランクは面白いのだ。