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セクシーフットボール 2007.10.9


昨日、岸釣り後に姉の息子がサッカーの試合があるってことで少し見に行った。
中学生の試合を見るのは大人になってからはじめてです。
姉の息子がいるチームは滋賀県ゼゾンFC。クラブチームだ。
数年前、全国高校サッカーで優勝した野洲高校の選手達のほとんどが、セゾンFC出身なのだ。
野洲高校はセクシーサッカーで有名になった。
全国優勝した野洲の試合は本当に面白かったのが印象だった。
下手するとJの試合より見てて面白かったからね。
そんな母体となるセゾンFCのサッカーを見てみたかった。
準々決勝で相手は背が平均的に大きい。
中学生なのに、いい体してるな〜って思っても顔を見ればやっぱり中学生。
一方、セゾンはと言うと平均的に背はずば抜けて低い。
えっ!?あの子って中学生!?って子もいるほど。
高いボールがくると当然競り負けるし、当たり負けも当然のようにする。
この体格差でどんな展開をするのか!?
セゾンはセクシーサッカーをモットーに、やはりパス&個人技中心。
ここぞ!って1対1での競り合いは力負けするけど、全体的に見て細かくパスを回して混乱させる。
不思議なことに体が大きいチームに負けてない試合を展開している。
相手はテクニックって言うよりも蹴って走ってっていうタイプのチーム。
セゾンの調子も悪かったせいか、危ない場面も何度もあって先取点をとったのは相手チームだった。
後半は同点になってPKで勝利。
僕のサッカーをしてたんでわかるけど、細かくパス回して個人技でこなすチームは本当に苦手だった。
でも、あいても同じで力で攻めてくるのも嫌なんですよね。
中学生とは言え、まだまだ体は子供なんで見てて、あ〜ってしょうがない部分もあるけど、セゾンのサッカーはたしかに見てて面白かった。
パスはよく回る。そこまでしてパスを回すか!?って思う部分も多々あった。
これが野洲高校の強さの原点なのか。
小学生、中学生の頃にパスや個人技を徹底的に学ぶ。
高校になると体格は自然に大きくなる。
体格が大きくなる前にこういったパスや個人技を学ぶことは非常に意味のあること。
大きくなってからではなかなかできないんですよね。
クセってものもあるからね。
高校になったら自然に力もついてくる。
セゾンは過去に多くの優秀な選手を生み出した。
今でもJで活躍してる選手もいるからね。
少し前はセゾンの選手達は静岡学園に行くことが多かったらしい。
最近は野洲高校に行くらしい。正確にはわからないけどね。
小さいから大きい相手に勝つには何をすればいいのか?
デカイ選手を使えばいいってものじゃないてのもセゾンのやり方かな?
あくまでも育成の通過点を学ばせると思えば全てが納得いくだろうね。
クラブチームと言えばJのチームが真っ先にでてくる。
その中で個人でのクラブチームでここまで活躍し成績を出し、多くの優秀な選手を生み出してるクラブはないでしょうね。
それがセゾンの魅力かな。
見に行ってよかったです。
見た選手が数年後は何人かJで活躍してるんだろうね。

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