ギルを観察し続けて… 2009.6.15
ミックの桟橋から見てると、あちこちにギルネストがある。
綺麗にまん丸に掘られた穴が目立ちます。
そのギル達にルアーを投げてやると、興味津々で寄ってくる。
ワームの切れ端を小さなフックにちょん掛けしてやると、いとも簡単に食ってくる。
いったい何だと思って食ってくるのか!?
バスはそうは簡単にはいかないけど…
ギルは、なんでも食ってしまう雑食系。
そんなギルでもアホじゃないんですよね。
ある程度の学習能力もある。
ルアーでどんな動きに興味を出すかもやってみりゃある程度の法則があることがわかる。
バスがアフターになると、このギルネストを食いにきたりする。
そんな場面を桟橋からも何度も見てる。
デカバスほどデカギルを食う傾向があって、昨年からスタッガーワイド4インチの威力の原因がよくわかってきた。
霞ヶ浦に行く前にも、シャローにあるギルネストを囲むように60オーバーが数本群がってる姿も目撃した。
囲んでるバスは、普通は食わないのが通常だけど、ギルが変な動きを出した時に急にスイッチが入ったように食い出したりする。
後は、風が吹き出したタイミング、ボートの引き波が来た時など。
いろんな考えでギルネストを観察してると結構面白いんですよね。
色んなルアーを投げてもギルは反応する。
じゃぁ、逆に嫌うルアーは何!?って思う。
ギルは、結構ビビリです。
真上にキャストすると逃げる。
激しいアクションをすると逃げたりする。
けど、そのまま落としてやると忘れたかのように見に来る。
群れの中の一匹を食わしたって、回りのギル達はしばらく食い続ける。
ギルの横にスーッと動かすアクションには後を追ってくる。
激しいアクションには意外に食ってこないのがギルで、ルアーが一定の泳ぎ、止めた時に多くのギルが口を使う。
不思議なのは、デカギルがいる場所にチビギルがいても何の反応もしないこと。
同じようなチビギルサイズのワーム投げたら凄く反応するのに、横にいるチビギルはまるで友達、仲間感覚。
当たり前なんだけどギルも仲間意識があって、意外に賢い魚なんだと…
じゃぁ、チビギルと同じような仲間意識のようなルアーを作ってみよう!って思ってやってるけど超難しい。
本物そっくりなルアーを投げても見破ったかのように興味津々で寄ってくる。
ギルって賢い…
見えないギルネスト周辺にルアーを投げる。
まるで友達のように一緒にいる。
急に激しいアクションを出すと、周りにいるギルが驚いて変な動きを出す。
で、周りのバス達のスイッチが入り出す。
ルアーに食いつく…
そんなルアーを作ってみたい。
と、思ったら、やってることはスタッガーワイド4インチ、ヘビダン、テキサス、ツチノコなんですよね。
やってることは理にかなってる。
じゃぁ、今度はチビギルを演出してみようと…
で、最近はミニスタッガーワイドを作って、ギルネストに投げ反応を見ています。
既に型は10個以上です。
全部同じように見えても微妙に全部違う。
写真の型は、ここ3日間で作ったものです。
シンプルな形ほど難しいです。
理想は、デカギルと友達になれるチビギルがテーマ。
果たしてうまくいって商品化できるか…