濁りが広がってます… 2009.4.29
今日の琵琶湖は、水温が低下し、濁りが広がって苦しい状況になっているみたいです。
昨日、ミック前はそこまで濁りがなかったけど、今日見てみると濁っています。
数日前までは釣れてたポイントも沈黙しているみたいで…
昨年のGWとは変わった状況…
この濁りの中、やはり探さないといけないのは少しでもクリアーなエリア。
特に湧き水が出ているエリアは、水質の回復が驚くほど早い。
そして、琵琶湖は基本的に北から南へ流れていきます。
河川の濁りは南へ流れていくことになるけど、岬状になってる河川であれば、その南側は濁りの影響が極端に少ないエリアになったりする。
でも、南風が吹くと表面上の濁りが北へ流れることになって濁ったりも…
よりクリアーなエリアを探すと同時に、濁りの中での釣りは、普段よりさらにスローな展開が要求されることが多くなる。
ワンキャストした後の一回あたりの時間は、普段の3倍ほど丁寧にスローに食わす釣りを展開していく。
晴れてベタ凪だったらなおさらスローな展開が多くなってしまうが、風が吹いたタイミングでは、濁りに強いスピナーベイトや、よく動いて音もあるクランクなどが効果的。
そして、定番のスコーンは、ウイードに引っかからない程度のスローで引いてやること。
大雨、強風、寒波で水温低下となったが、数日間で気温、水温が上昇し、水質が元に戻ればようやく例年通りになる入り口になると思われる。
天候悪化によって今年のバスの動きは遅いってことになるが、必ずどこかのタイミングで一気に動き出すのがバス。
数日前はいったい何だったんだ!?ってほど変わる可能性も大ですからね。
前々回の大潮で、シャローに部分的なエリアだけスポーニングを意識するバスが入ってきた。
その時は、クリアーな状態だったが、比較的小さな個体が多く、オスばかりでメスの姿がなかなか見れなかった。
絶対数の少ない状態で、一気にそのバスを狙うボートも増えたことから、シャローに入れないメスが多かったように感じます。
そして、2回目の大潮では、寒波、強風、大雨によってシャローには入るバスは極端に少ない状態。
で、今はようやく気温が上昇してこれからといった感じになってきた。
今は濁りが入ってるので、バスに姿を見るのは難しいかもしれないが、見えないだけにバスは安心してシャローに入ることができるはず。
濁ってたらシャローにはボートが少なくなるので、逆にバスにとってはいいかもしれない。
なので知らぬ間に、クリアーになるとシャローにはバスがいっぱい!なんてこともありえますからね。
基本的には、春は粘ることが大切です。
ボートも流すことも時にはいいけど、タフな時ほどボートはしっかり固定し、じっくり丁寧にスローに狙うことが大切です。
GW中に濁りがとれて通常の状況になればいいのにな〜。