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2009年 11月 14日 (土) のアーカイブ

決勝戦 野洲高校vs守山高校  2009.11.14

高校サッカー選手権滋賀決勝 野洲高校vs守山高校を観戦。

心配だった雨も…



スカッと晴れに。



スタンドは大勢のギャラリー。



選手権滋賀代表5連覇を狙う野洲高校。



20年振りの決勝進出の守山高校。

前日本代表 井原選手、徳島ヴォルティス美濃部監督の母校でもある。



決勝まで無失点で進んできた守山高校。

インターハイ覇者である草津東高校を倒して決勝までやってきたチームは見物。

2年生が中心のチーム。



野洲高校は、普段の持ち味さえ出せれば勝てる相手だろうが…

野洲高校は、3年生主体で2年生一人、1年生1人。

グランドコンディションも所々に水が溜まっていて悪い状態の中行われた。



試合開始早々、クロスバー直撃で野洲高校の攻撃ではじまり、このままの勢いで進んでいくかと思ったが…

思った以上にリズムがつかめない野洲高校。

芝も予想以上に水がしみ込んでいて、外に完全に出ると思うような勢いのボールも時折タッチラインギリギリで止まったりして簡単にはボールをまわせないコンディション。

守山高校の最終ラインの選手達は、体格も良くプレッシャーをしっかりかけてくるし当たり負けもしていない。

これまで無失点できたのも納得…

野洲高校がリズムをつかめないまま会場はシーンとした緊迫状態で進んでいく。



その中、先取点をとったのは野洲高校の1年生25番だった。

前半は後2〜3点入っててもおかしくない展開だったけど、守山高校の粘りによって押さえ込まれた感じだった。

先取点で勢いに乗るか?と思われたが、逆に流れは悪くなって野洲高校らしき姿は見れなかった。

パスするにしても意思表示がしっかりできてなかったし、プレッシャーをかけられると簡単にボールを与えてしまう。

ミスパスも多くボールは動いてるが選手が動いてない状態が続いた前半だった。

グランドコンディションが悪いこともあるけど、守山高校のディフェンスが良かったと言った方がいいかもしれない。

その中でも、この悪い流れを変えようとしていたのが野洲高校の10番の選手だったと思う。

しっかりボールをキープしてタメを作って流れを変えようとしているのは明確だった。

キープ力も素晴らしい選手。

後半開始。

野洲高校は一人メンバーチェンジしてきた。

流れは変わることを期待したが…

2人目のメンバー交代後、しならくして野洲高校の流れが変わった。

突破力のある2年生16番を入れてきたのが正解だったのだろうか。



ドリブルで強引に抜く選手もそれまではいなかったので、守山高校のディフェンスは少しずつ崩れていった。



守山高校もカウンターで狙うが…

相当な運動量で倒れる選手が出てきた…

あれだけボールを追いかけ回り、プレッシャーをかけ続けることは大変だろう。



こうなると完全に野洲ペース。

になると思えたが…

3−0になって野洲高校は緊張感がなくなったのか…



守山高校にPKを与えてしまう。

準々決勝、準決勝、今日の決勝といい、野洲高校の失点のほとんどは初歩的なミス。



最終的には4−1で野洲高校の勝利となったのだが…



試合終了の笛がなる。

大喜びする野洲高校の選手は少ないのが印象的だった…

今日の自分達の試合内容が悪かったことがわかってるように思えるほどだった。



守山高校は、守りだけではなく積極的にカウンターで狙っていく姿は非常に良かったです。

結果的に3点差だったが予想以上に野洲高校を苦しめた守山高校。

守山高校にとってキュの1点は必ず来年につながる試合内容だったと思う。

野洲高校は個人技を持つ選手が豊富にいる。

実際にレギュラー以外でもかなりうまい選手は結構いる。

個人の能力があるだけに勢いに乗れば全国でも勝ち抜くチームにもなり得る。

勢いに是非乗って全国でも暴れてほしいです。。。

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