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2010年 12月 20日 (月) のアーカイブ

思い出が詰まったロッド 2010.12.20

今年も残りわずかです。
年末の大掃除もあるので、時間があるときにはチョコチョコ片付け&掃除をしておこうって感じです。



大事においていたロッドを見て触って昔のことを思い出す…
小学生の頃、お年玉を貯めて購入したフェンウィックのフリッピンスティック。
トリガーがなかったんだ…
このロッドには思いっきりの思い出が詰まっています。



年月が過ぎて良い感じのロゴ。
昔のロッドは新しくても古くても味があります。
このロゴカラーと下地のなじみ方…今は出せないのかな〜?
このロッドを購入したきっかけは吉田幸二さんの影響でしたね。
日本第一号としてのバスプロ。
僕自身はじめてバスプロに教えていただいたのは吉田幸二さんでした。
当時の僕は身長もなく力もない。
吉田幸二さんが自由自在にフリップする姿を見て憧れたものです。
このロッドにジグだけを持って京都駅から滋賀県近江高島駅近くの乙女ヶ池に通いまくっていました。
当時の乙女ヶ池は今みたく公園みたいになってなく、池の周りはブッシュだらけの池でした。
メインはフリップやブッシュの隙間にロッドを入れてポチョンと落としていったり、時には木の上に登って落とせる隙間を必死で狙っていました。
家から目的地まで、そして釣りもそうだけど小学生の自分にとっては何もかも冒険でした。
今みたいにバスフィッシングの雑誌もなく、自分で考えることが普通だった時代です。
どうやったらバスが釣れるのか?そのために通いながら経験し学んでいったものです。
まぁ、ボーズなんて当たり前でしたね。
最初の頃はバイトって言葉すらなく…今みたいに専門用語なんか知らね〜って時代。
暑い真夏は日陰にバスが集まってくることも自然に学んだし、シーズンによってバスのいる場所が違うってことも学んだ。
こんな形のルアーにバスが食いつく。これが不思議でたまらなく同時にハマったきっかけだったかもしれません。
何と思って食うのか?釣りは普通餌で食わすものだと思ってましたからね。
通うごとに学んでいく大切さは、釣りに行ってバスを釣りたい!って目的があってこそでした。
釣りだけではなく、小学生の頃でしたから移動も何もかも冒険です。
道を聞くのも聞かないとわからないし…
長いロッドを電車内に持ち込むわけですから人に迷惑をかけないことも自然に学んだかもしれません。
当時の電車は扇風機でした。
長いロッドは注意しないと扇風機の餌食になります…
僕は餌食にならなかったんですが、餌食になった人は多数目撃したものです…
何もかも冒険ですから水際の怖さも何度も経験しました。
これ以上やると危険ってことも自然に学んだし、無茶すると危険ってことも通うことで自然に理解したものです。
乙女ヶ池に通って当時ではでかい59,5cmのバスを釣った時、メチャクチャ嬉しかったですね〜。
カメラ持ってなく家に一度帰って持ってきたのを覚えています。
せっかく写真撮ったのにピンボケしててショックだったことも…
思い出話するとキリがないです。
このロッドに詰まった思い出は、いつまでも思い出せるように大事にこれからも保管していきたいですね。
見ると初心に戻れますからね。
あの頃とは当然変わったけど、バスを釣りたいことは今でも変わってないです。
このロッドにいつか吉田幸二さんのサインを入れてもらいたいな〜って思います。。。
また電車乗って乙女ヶ池に行ってこのロッドを使ってみたいな〜ってね…

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